安倍総理大臣は、TPP=環太平洋 パートナーシップ 協定について、 与党 側から政府への一任を取り付けたうえで早期に交渉参加を決断したい考えで、アメリカ国内の調整状況などを見極めながら、表明する時期を決めることにしています。安倍総理大臣は、先週のアメリカのオバマ大統領との会談で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「交渉参加に際し、一方的にすべての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではない」などとした共同声明を発表しました。これを受けて、安倍総理大臣としては、 聖域 なき関税 撤廃 が前提ではないことが確認されたとして、早期に交渉参加を決断したい考えで、菅官房長官は、昨日のNHKの「日曜討論」で、「党内で理解を得られると思う。そんなに長引かせる必要はない」と述べました。安倍総理大臣は今日、公明党の山口代表との間で行う与党党首会談や自民党の役員会で、日米首脳会談で発表した共同声明の内容を説明するなど、交渉参加に向けた環境整備を進めることにしています。これについて、自民党 執行 部は、速やかに政府に対応を一任したいとしているほか、公明党は、今週中に党内手続きを行うことにしています。 安倍首相在获得执政党同意由其全权决定是否加入TPP(=跨太平洋战略经济伙伴关系协定)交涉后,表示想尽早做出决定,但希望能了解美国国内协调情况后再决定公布时间。安倍首相上周与美国总统奥巴马进行了会谈,就TPP(跨太平洋战略经济伙伴关系协定)发表了共同声明,“在参加TPP谈判时,不会单方面事先要求对方承诺撤销所有商品关税。”对此,安倍首相确定取消关税没有‘圣域’并不是前提,想尽早决定参加TPP交涉事宜。在昨天NHK的“周日讨论”节目上,菅官房長官表示:“我认为能够获得党内的理解,没有必要拖太久。”为了参加TPP交涉安倍首相进行了党内协调,今天在与公明党代表山口进行了执政党党首会议和自民党的干部会议上,就日美首脑会谈上公布的共同声明的内容进行了说明。对此,自民党执行部决定将尽快全权交付给安倍政府处理,另外,公明党也决定在本周内完成党内手续。