一昨日午前11時55分ごろ、茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の 素粒子 を発生させる実験施設で、金属の金に特殊な ビーム を当てて素粒子を発生させる実験中に、装置が誤作動してビームの 出力 が通常の400倍に上がり、金が高温になって 蒸発 して放射性物質が発生しました。この事故で、分かっている範囲で22歳から34歳の男性研究者4人が放射性物質を体内に取り込んで内部 被曝 し、外部からの被曝を合わせた被曝量は、最大でおよそ2 ミリシーベルト でした。4人は自宅や宿舎に戻っていて、日本原子力研究開発機構は「健康への影響はないと考えている」と説明しています。また、施設に出入りしていた合わせて55人について、今後、被曝量を調べるということです。施設内の汚染は、最大で1平方 センチメートル あたりおよそ30ベクレルで、一昨日から立ち入り禁止になっています。この施設は現在、停止していて、 敷地 境界で放射線を測定している モニタリング ポストの値に変化はなく、外部への放射性物質の 漏洩 はないということです。一方、実験施設の近くの施設のモニタリングポストでは、一昨日の午後3時すぎから6時近くにかけて、通常、1時間あたり70から130ナノグレイを示している値が、一時、10ナノグレイ程度上がったということです。国の原子力規制庁は、昨日午後9時20分ごろに、日本原子力研究開発機構から連絡があったということで、被曝の状況や連絡が遅れたことなどについて調べています。 前天上午11时55分左右,在位于茨城县东海村的日本原子能研发机构的素粒子实验设施内进行的特殊激光照射金元素而生成素粒子的实验中,由于装置操作不当造成激光的输出率高出平常功率的400倍,导致金元素遇到高温蒸发造成了放射性物质泄露。此次事故中,已知年龄介于22岁到34岁的4名男性研究员因吸入放射性物质造成的内照射及外照射的辐射总量最大可能达到2毫希。4人回到各自家中和宿舍后,日本原子能研发机构声称“对健康不会造成影响”。另外,出入设施的共55人之后也将接受被辐射量的检查。该设施内的核污染最严重达到每1平方厘米约30贝克勒尔,已于前天开始严禁入内。该设施目前已经停止运作,在用地边界测定辐射线的观测点的读数没有变化,显示放射性物质没有向外部泄漏。另一方面,实验设施附近的设施的观测点平时显示的读数为70~130纳戈瑞/小时,前天下午3点多至将近六点的时间段内曾一度上升10纳戈瑞之多。国家原子能规制厅由于昨夜9点20分左右才接到日本原子能研发机构的汇报,目前正就核辐射状况以及通报缓慢情况等进行调查。