農林水産省は今年の農業 白書 で、耕作放棄地の半分近くまでが農業を営んでいない人に 所有 されているとして、こうした農地を意欲がある農家が活用できるようにする政策の必要性などを指摘しています。農林水産省がまとめた今年の農業白書では、日本の農業は稲作農家で65歳以上の割合が74%に達するなど、農家の高齢化と 後継者 不足が一段と進んでいるとしています。 さらに、耕作放棄地の面積は3年前の平成22年の時点で39万6000 ヘクタール と、滋賀県とほぼ同じ広さになっていて、その半分近い18万2000ヘクタールは農業を営んでいない人が所有しているということです。 この背景として、白書では後継者不足で農家が農地を所有したまま引退することに加え、都市部などに暮らす子どもに農地を 相続 するケースが多くなっていることなどを挙げています。そのうえで、白書はこうした耕作放棄地を意欲のある農家が活用できる取組を強化する必要があると指摘しています。 今年农林水产省发布的农业白皮书中指出,停止耕作的农业用地将近一半都为不务农的人所有,制定让有意向的农家活用这些耕地的政策显得异常重要。农业水产省整理的本年度农业白皮书中指出:日本农业中,种植水稻的农家年龄65岁以上的就占了74%,农家的高龄化和后继者不足的问题正在进一步地严重化。 而且,在3年前即2010年,未耕作农田的面积为39万6000公顷,此面积与滋贺县的面积几乎相同。这其中,有18万2000公顷,即近一半的土地为不务农的人所拥有。 在这种背景下,白皮书举出:因后继者不足,农家持有土地的同时放弃耕作;或者遗留给居住在都市的后代们的案例有很多。因此,白皮书中指出,需要强化政策,以便让那些有意向的农家可以充分利用起这些耕地。