日銀の白川総裁は、今日全国の支店長を集めた会議であいさつし、景気は 持ち直し に向かう動きがみられるものの、ヨーロッパの信用不安や原油価格の 高止まり などの影響を注意していかなければならないという認識を示しました。 この中で白川総裁は、日本経済の現状について、東日本大震災からの復旧で設備投資が増加していることや、 エコカー 補助金などの効果で、新車販売が上向いていることなどを指摘しました。そのうえで景気は「なお 横ばい 圏内にあるが、持ち直しに向かう動きがみられている」とし、 先行き についても、緩やかに回復していくという判断を示しました。また、海外経済についても、ひところより景気の減速に 歯止め がかかっているものの、ヨーロッパの信用不安と原油価格の高止まりが景気のリスク要因になっており、引き続き注意していかなければならないと指摘しました。 日本银行白川行长在今天的全国分行长会议上致词,并表示虽然经济出现回升,但仍必须注意欧洲信用危机和原油价格居高等因素的影响。 其间白川行长指出,关于日本经济的现状,通过在东日本大地震后的重建中增加设备投资,以及新能源汽车补助金等的方式,新车销量有所上升。这样市场行情“虽然仍在停滞范围内,不过可以看到在向复苏方向变化”,至于经济前景,他也认为正在缓慢恢复。另外,关于国际经济,他指出,曾有一段时间经济的减速得到抑制,但因为欧洲信用危机和原油价格居高成为经济风险因素,必须继续留意。