トラブルが相次いだ ボーイング 787型機について、ボーイング社は、25日、トラブルの改善策を施した機体で、運航再開に向けた試験飛行を始めたと発表しました。ボーイング787型機をめぐっては、今年1月、全日空の機体のバッテリーから煙が出て高松空港に緊急着陸したほか、日本航空の機体の バッテリー からも 出火 するなどトラブルが相次ぎ、FAA=アメリカ 連邦 航空局はすべての機体の運航停止を求めました。これを受けて、ボーイング社は、FAAに、バッテリーの設計を変更するなどトラブルの改善策を提出していましたが、25日、「改善策を施した機体の試験飛行を始めた」と発表しました。それによりますと、機体は、25日午前、アメリカ西部ワシントン州の空港を 離陸 し、およそ2時間にわたって飛行して、今回の改善策でシステムが正常に動くかどうかなどを確認したということです。ボーイング社は、今回の試験飛行で得られたデータを分析して、すべてに問題がなければ、近く、同じように改善策を施した別の機体で、2回目の試験飛行を行い、収集したデータをFAAに提出して運航再開の判断を仰ぎたいとしています。 针对事故频出的波音787型飞机,波音公司25日表示,为了让飞机重新出航已经实施了改善措施,并开始对改善过的飞机进行试飞。关于波音787型飞机,今年1月,全日空的787机体电池冒烟于高松机场紧急迫降,此外日本航空的787机体电池发生自燃。因为事故接连发生,FAA(美国联邦航空局)终止了所有787飞机的出航。787停航后,波音公司向FAA提出了诸如电池设计变更等一系列改善措施,并于25日发布了对改善过的787型飞机进行试飞的消息。据悉,飞机在25日上午于美国西部的华盛顿机场起飞,持续飞行2个小时,对改良后的系统能否正常运转进行确认。波音公司将对此次试飞得到的数据进行分析,如果未发现之前的问题,近期将对其它改良过的飞机进行第二次试飞,并向FAA提交收集的数据,希望787型飞机能够重新出航。