IAEA・国際 原子力 機関の天野之弥事務局長は、原発事故で広がった 放射性 物質を取り除く 除染 作業などを支援するため、福島県内にIAEAの活動 拠点 を設ける方針を明らかにしました。これはIAEAの天野事務局長が、 オーストリア のウィーンにあるIAEA本部で1日、NHKなどの取材に対して明らかにしたものです。このなかで天野事務 局長 は「IAEAの知識と人材を提供し、福島にしっかりと根づいた形で協力したい」と述べ、原発事故への対応を支援するため、福島県内にIAEAの活動拠点を設置する方針を明らかにしました。IAEAの活動拠点には本部から派遣された 複数 の専門家が長期滞在し、原発事故で広がった放射性物質を取り除くための除染作業や、住民の健康調査などについて、技術的な支援を行っていくということです。天野事務局長は今月15日から福島県で開催される「原子力安全に関する福島閣僚会議」に出席し、佐藤雄平知事との間で協力文書に署名して、来年のできるだけ早い時期に活動を開始したいとしています。 IAEA(国际原子能机构)干事长天野之弥宣布,为对因核电事故扩散的放射性物质的去除等清除放射污染工作进行支援,将计划在福岛县设立IAEA办事处。此决定是12月1号,IAEA的干事长天野在位于奥地利维也纳的IAEA总部接受NHK等各国媒体采访时宣布的。其中,干事长天野表示:“IAEA将出人出力,希望以牢牢扎根福岛的形式,进行支援。”同时宣布为携手应对核电事故,将计划在福岛县设立IAEA办事处。此办事处将有总部派来的多名专家长驻,对日方进行的因核电事故扩散的放射性物质的去除和当地居民的健康调查等工作进行技术援助。干事长天野将出席本月15号在福岛举行的“福岛核能安全部长级会议”,并与佐藤雄平知事签署合作文件,他希望在明年能尽早展开工作。