アメリカ サンフランシスコ の空港で6日、韓国、インチョン発のアシアナ航空の ボーイング 777型機が着陸に失敗し、 炎上 した事故では、乗客乗員合わせて300人あまりのうち、中国人の女子生徒2人が死亡したほか、180人以上がけがをするなどして病院に運ばれました。NTSBのハースマン委員長は7日午後1時すぎ(日本時間の8日午前5時すぎ)からサンフランシスコ国際空港で記者会見を開き、これまでの調査の状況などについて説明を行いました。この中でハースマン委員長は、回収したボイスレコーダーの分析から、着陸に失敗する直前まで コクピット 内では機体などの異常を示すようなやり取りはなかったものの、7秒前に速度を上げるよう求める声が上がり、1.5秒前に着陸をやり直そうとしていたことを明らかにしました。また、 フライトレコーダー の分析から着陸時の進入速度が目標の速度よりもかなり遅かったことも分かったということです。NTSBでは今後、さらにボイスレコーダーやフライトレコーダーの詳しい分析を進めるとともに、近くパイロットや乗員から話を聞いて、事故原因の 究明 を進めることにしています。 7月6日,由韩国仁川起飞的韩亚航空波音777客机在美国旧金山国际机场着陆失败飞机坠毁起火。乘客和乘务人员共计300,其中除两名中国女学生死亡,超过180人受伤,伤者已被送往医院进行救治。美国国家运输安全委员会(NTSB)主席赫斯曼7日下午1时许(日本时间8日上午5时许)在旧金山国际机场召开新闻发布会,就到目前为止的调查情况给予说明。赫斯曼表示,根据已经找到的舱声录音器所记录的数据,目前已经了解到的情况是,飞机在着陆失败前,虽然驾驶舱内并没有出现有关飞机异常的对话,但在降落前7秒出现大声请求加速的声音,着陆前1.5秒试图复飞。另外,飞行数据记录仪的数据显示,飞机在降落时的速度明显低于目标速度。NTSB官员表示,在未来几天将会继续对飞机舱声录音器和飞行数据记录仪进行数据分析,并将询问韩亚航空飞行员,了解客机失事时的具体原因。