音楽 プロデューサー としても知られる作詞家の秋元康さんが、これまでに作った曲の売り上げ枚数が、6859万枚あまりに上り、歴代1位だった昭和を代表する作詞家の阿久悠さんの記録を上回り、トップになったことが民間の調査会社の調べで分かりました。秋元康さんは昭和56年に作詞家としてデビューし、アイドルやバンドの曲をはじめ、歌手の美空ひばりさんの「川の流れのように」など、 幅広い ジャンルの曲を作詞してきました。また、平成17年からは、みずからプロデュースした人気アイドルグループ「AKB48」の曲が次々と ミリオンセラー になり、このうち去年発表した「真夏のSounds good!」のシングルCDは、182万枚あまりを売り上げました。民間の調査会社 オリコン によりますと、秋元さんが作詞したCDとレコードの売り上げは、今月24日までに、6859万1000枚に達したということです。これは、都はるみさんの「北の宿から」やピンクレディーの「UFO」などを手がけ、歴代1位だった昭和を代表する作詞家の阿久悠さんの記録、およそ6832万枚を上回り、トップになりました。秋元康さんは「まだまだ、諸先輩の足元にも及びませんが、1つの励みとして、これからも 精進 したいと思います」というコメントを発表しました。