ギリシャは来月、多額の国債の償還期限を迎え、EU=ヨーロッパ連合やIMF=国際通貨基金から追加支援を受けなければ、債務不履行に陥るおそれが強まっており、ギリシャ政府と連立与党は、支援の前提となる緊縮策を受け入れるかどうか断続的に協議を続けてきました。EUなどが示した案には年金の削減など、国民に一段の痛みを強いる対策が盛り込まれていたため、協議は長引きましたが、ギリシャ政府は9日の午後になって「緊縮…