度重なるトラブルで一時は帰還が危ぶまれた日本の小惑星探査機「はやぶさ」は、今夜11時前、大気圏に突入しました。「はやぶさ」からは、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルが予定どおり分離され、オーストラリアの砂漠に向けて電波を出しながら落下していることが、地上から確認されました。「はやぶさ」は地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、度重なるトラブルに見舞われながら7年ぶりの帰還を目指していました。今夜8時前、小惑星の石が入っている可能性のあるカプセルを切り離した「はやぶさ」は、11時前、大気圏に突入しました。その後、オーストラリアにいる宇宙航空研究開発機構の観測隊が、流れ星のように光を放って落ちていくカプセルの光跡を確認し、さらに、カプセルがオーストラリアの砂漠に向けて電波を出しながら落下していることも地上から確認されました。カプセルはすでに地上に落下しているとみられ、宇宙航空研究開発機構は、このあと、ヘリコプターで落下地点を確認することにしています。太陽系の誕生当時の姿をとどめるとされる小惑星の石を持ち帰ることができれば世界初の快挙で、地球誕生の謎の解明につながる手がかりが得られると期待されています。 历经了千辛万苦终于回归地球的日本小行星探测器”隼鸟”号,今天夜里(13日晚)11点以前,冲进了大气层.可能装有小行星岩石的密封舱如预定自”隼鸟”号分离,一边发出电波,一边奔向澳大利亚的沙漠地带降落,此举通过地面波得到了确认. ”隼鸟”号在距地球3亿公里的”丝川”小行星着落,历经千辛万苦,时隔七年终于回归地球.今晚8点前,可能装有小行星岩石的密封舱自”隼鸟”号分离,”隼鸟”号在11点之前冲进大气层.之后,驻在澳大利亚的宇宙航空研究开发机构的观测对确认了如流星一般闪耀着光芒划落天际的密封舱的光痕.更进一步从地面波确认了密封舱一边发出电波,一边奔向澳大利亚的沙漠地带降落的壮举. 密封舱已经降落于地面, 宇宙航空研究开发机构随后乘直升机前往确认密封舱降落地点. 密封舱能够带回记录太阳系诞生之初样态的小行星岩石将是世界史无前例的一大壮举.众目关注密封舱的分析结果,期待揭开地球诞生之谜.