全国の小中学生を対象に行なわれている「全国学力テスト」のあり方について検討する有識者の会議が発足し、今日、文部科学省で初めての会議が開かれました。全国の小学6年生と中学3年生を対象に3年前から行なわれている全国学力テストは、今年から参加校を任意に選ぶ抽出方式に変わりましたが、教育現場からは去年までと同様にすべての公立学校での実施を望む声も上がっています。このため、文部科学省は、学力テストのあり方について検討する有識者会議を発足させたもので、今日開かれた初めての会議には、小中学校の校長やPTAの代表、大学の研究者など13人が出席しました。この中で出席者らは、参加校の範囲や教科の数、テストを毎年実施するかどうかといった点について、今後、検討していくことを決めました。文部科学省は、有識者会議の報告に加え、今年、すべての都道府県と市町村の教育委員会を対象に行なった学力テストに関するアンケート調査の結果も参考にして、来年度からの実施方法などを見直すことにしています。 讨论全国中小学生“全国学力考试”应有方式的有识之士会议开始.今天(10日),文部科学省首次招开会议.3年前开始对全国小学6年级学生和中学3年级学生实施的全国学力考试,从今年起,变革为任意抽选方式确定参加考试的学校.但是,来自教育第一线的希望保持去年之前一样,所有公立学校都参加考试的呼声日渐高涨.为此,文部科学省主张招集有识之士开展有关学力考试应有方式的研讨会.由此,今天首次召开研讨会,中小学校校长和PTA的代表,大学研究人员等13人出席了会议.与会人员决定今后进一步探讨参加考试学校的 范围,科目,是否应该每年实施考试等问题.参考有识之士会议的报告及今年对所有都道府县和市町村的教育委员会进行的有关学力考试问卷调查的结果,文部科学省决定重新修改未来的实施方法等.