放送や新聞、公文書などに日常的に使われる漢字の目安となる新しい常用漢字の案が文部科学大臣に答申されました。文化庁の文化審議会で、答申された案では、昭和56年に決められた現在の1945字からあまり使われなくなった5字が削除される一方で、新たに196字が加わり、あわせて2136字となります。最も大きな特徴がパソコンで変換することを想定し「すべてを手書きできる必要はない」としたことで、「憂鬱」の「鬱」や「語彙」の「彙」など、画数が多く難しい漢字も入っています。また、岡山の「岡」や埼玉の「埼」など都道府県名に使われる漢字がすべてそろいました。一方で、加えてほしいという要望が多かった、「障碍」の「碍」については、現在、政府が「障害」の表記のあり方を検討していることから、その結果を見て判断することになりました。この案は今後、文化庁と内閣官房、それに、内閣法制局による供与を経たうえで、年内にも告示されることになっています。 一份汇报广播,报纸,公文书信等日常有效使用的汉字表呈交文部科学大臣.在文化厅的文化审查议会上,有关人士汇报的这份汉字表中,从昭和56年确定沿用至今的1945个文字中删减不常用的5个文字,同时,新增196个文字,合计2136个文字.这份新汉字表最大特点是假定利用计算机变换,提出”不是所有汉字都必须能手写”.因而新收录诸如 “忧郁” 的 “郁” ,和 “语汇” 的 “汇” 等笔画繁琐的文字.另外,收录冈山的 “冈” 和埼玉的 “埼” 等都道府县名称.还有,针对要求新增呼声强烈的字, 如 “障碍” 的 “碍”, 目前,政府正在就 “障害” 的目前使用的汉字表形式展开讨论,日后,根据讨论做出结论.这一汉字表,今后,经文化厅和内阁官房会同内阁法制局讨论通过,在年内公布结果.