食用に使えないコメを不正に転売していた名古屋市にある工業用の糊製造会社浅井が、資金繰りに行き詰まり、破産手続きに入ったことが分りました。浅井は、工業用の糊の原料に使うとして、国から農薬やカビが見つかった輸入米などを購入して、三重県のコメ仲介業者に転売し、これらは食用として全国に流通していました。民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、浅井は、こうした不正が明らかになってから、取引先との売買契約の解除が相次いだため、資金繰りに行き詰まり、2度の不渡りを出して去年10月から銀行との取引が停止されていたということです。このため、浅井は、名古屋地方裁判所に破産手続きの申請を行い、今月1日、手続きの開始が決定したということです。 有消息称,位于名古屋市的曾经不法倒卖非食用大米的工业用黏合剂制造公司 “浅井” 公司资金周转不灵,现已提出破产申请. “浅井” 公司将从国外购买的用作工业 “黏合剂” 原料的大米倒卖给三重线的大米中间商,将其作为食用大米流入全国.这些大米被发现含有农药和霉.具民间信用公司 “帝国数据银行” 调查发现,自上述非法行为曝光后,浅井就先后与客户解除了销售合同,从而造成资金周转不灵,两度遭银行拒绝替该公司预先付款后,于去年10月与银行终止合作.因此,浅井已向名古屋地方法院提出破产申请,并订于本月1日开始执行.