[00:17.59]赤く熟れた痛みの理由は、止めどない矛盾の轍。 [00:35.58]言葉だけは「人」を装い、「命」さえ受け入れなかった。 [00:53.14]遠く幼かったあの頃の記憶が、優し過ぎたよ。 [01:04.85]あの日の母が、私の「矛盾」に消えた。 [01:12.4] [01:12.75]笑える事も知らず、愛される事も知らず [01:21.91]その瞳から流れる涙も知らず。 [01:30.97]名前さえ知らないから、呼んでいる声も知らずに [01:39.87]まだ眠り続ける赤い果実の話。 [01:49.52] [01:50.71]私はただ怖く思った。 [02:00.4]何よりも怖いと思った。 [02:08.48]そして何も無かったように笑えたなら [02:17.50]全ての罪もこの傷さえも忘れられると信じてたよ。 [02:26.88]それなのにこの痛みは何? [02:31.66]息をするだけで痛む。 [02:36.7]そう、遅過ぎた後悔の渦に飲まれ。 [02:45.22]神様が私にくれた最高の宝物なら、 [02:54.8]罪深き私が海に捨ててしまった。 [03:03.52] [03:20.85]赤く熟れた私の果実、教えてよ、何処にあるかな? [03:38.76] [03:54.28]笑える事も知らず、愛される事も知らず [04:03.87]その瞳から流れる涙も知らず。 [04:13.8]名前さえ知らないから、呼んでいる声も知らずに [04:21.87]まだ眠り続ける赤い果実の話。 [04:30.45]ずっと忘れられない赤い果実の話。 [04:41.96]