背伸びしても変わらず、僕はいつもこのまま 「けれどもそれが好き」と微笑みかける君 出かけ際の雨空、帰りがけの北風 いつでも気侭に、すべて愛せる強さが欲しい 今日も急ぎがちな人波を見送る様に 幼い木の葉が揺れている またはじまるよ・・・さあ僕らもそろそろゆこう 幾重にもかさなる世界で、時の流れに身を任せて この先も、いつでも二人の歩みを続けてゆこう 永遠なんて望みはしない、たとえちっぽけでも構わない それが幸せ さよなら旅人さん これから何処へゆくの? 再び會えたらまた聞かせてね、旅の話 巡る月日の果て、またいつかここに來よう 人はきまぐれ、僕らもそう 行き先なんて時と共に変わる・・・だから あまりにも大きな世界で、時代の擔い手追いかけて 生き爭い傷を負っても、それでも命を繋ぐ たった一つのこの想いを、汚される事があるのなら 再び立ち上がり、僕は何度でも戦うだろう 終わりゆく物語のページめくればそこは白紙 描いてみよう、僕らのシナリオ さあ、はじまるよ! 幾重にもかさなる世界で、時の流れに身を任せて この先も、いつでも二人の歩みを続けてゆこう 永遠なんて望みはしない、たとえちっぽけでも構わない 確かに、今ここに僕は立っている 君が傍にいる 大き過ぎる世界でもいい 小さ過ぎた二人でもいい、歩んでゆこう 永遠なんて望みはしない、たとえちっぽけでも構わない それが幸せ