すれ違うのは 君と私に どこかよく似てる二人 振り返らずに この旅が終わるまで もう少しだけ 足音重ね 奏でる風碧 無口な汽笛 「次」が始まるその前に 必ず 不安は添う 君は今何してるんだろう 隣には誰がいるんだろう? いつか 思う日が来るのは 少し寂しいけど 私、本当はね... どうしようもなくて 涙渇いて いつまで手を振ってるの? 呼び止めたくて 声にならなくて きっとわかっていた 揃いのベルも 懐かしくなるほど 季節は過ぎた 忘れた頃に偶然が恋しい 身勝手な例 今や 擦り切れ膝は折れ 見上げてもまた曇り空 何を求めて此処は何処? 続く二人旅 雨、降らないかな...? どうしても君がそばにいないの 想像できない悪い子ね ぬくもりだけは裏切らないと 誰に言い聞かせた 景色は流れて 見えない古傷も癒えて 紅から白へ 白から黒へ 巡り廻って たどり尽いて すれ違い際 また出逢えるさ 声にはせずに信じて 別々の道 終わらない旅 空は澄んだ蒼天 「どうして?」と君が微笑む仕草 時間が動き出す魔法 それでも今は この夢が覚めるまで もう少しだけ...