ねえ どうしたら笑うの ねえ どうすれば君は嬉しいの 皆が言う明日も夢もいらないから 教えて 満たされはしないんだ 器の底は割れてしまっているから 注いでも注いでも 少しずつ漏れてしまう 寄せては返す この波も誰かのもとへ 水面に映る その影が 僕だと気付くまで あと少し 立ち上がる足を燃やした 繋ぐための腕を潰した 理想も愛情も水底へと落とした けど それでも王である君のためだと言い聞かせて 僕はまた身を注いでくのだろう 形を変える この罪は 僕が持っていくよ 水面に映る その影が 微笑んだ様な気がした