卵が孵る その理由を知りたいだけ 殻を破って生まれるその理由を それを考えていればいつかはわかると思ってた 君だけが生まれてこないその理由も まだ 心の奥に刺さる硬い棘で殻の内側を赤く染めてるの どこかで聞いた笑い声だっていつか消えるんだろう それでのさ 此処は綺麗だって 美しいんだって 君の伝えるよ 悲しい事だけ 苦しい事だけ そんなことないよ 目を開けて 全てを纏って本当の君は今、生まれたんだ 卵が孵る そのお前に何を見てる 潰れてたって抱えてきっと似てる 生まれての感情は誰の味方だろうか 芽生えては枯れ朽ち果てる止まり木か 喉元引き裂いて溢れた叫びが鳥のように飛んでは羽根を休めるゆうに どこかで響く鼓動の音さえいつか消えるんだろう それでもさ 自分を見つけて 冬を乗り越えて また羽ばたけるさ 悲しい事だけ 苦しいことだけ それを幸せと 絡ませて 全てを繋げて 本当の君に 今、出会えたんだ もう怖くはないよ 出ておいで どこかで聞いた笑い声だってきっと忘れない そう言える 生まれた理由も ここにいる理由も 今、見つけたんだ 卵が孵ってく 殻を破ってく 新しい何かに出会うため 全てを手に入れ 本当の君に また、生きてくんだ さよならさ 泣かないで もし僕が消えたってもう一同出会えるよ 日の照らす 明るい場所で