作曲 : ZUN 作词 : Jell 気付いたときにはあなたを (伝えたい気配を) そばに感じていたような (気付かないフリして) 思い出すにはこれまでの (つまらない時間と) 距離が邪魔をする 見守るだけでよかったはずなのに 願いたくなる夜を恨みたい 不意に仰いだ天の色 目がくらみそうで 震える稲光 この心まで焦がして 辿り着く場所あるなら 蒼穹に追い出された 雲の海の最果てでもいい 悲しみを沈めましょう 涙ひとつぶ 置き去りに 言葉にしない我侭は (言葉でも足りない) あなた以上かもしれなくて (少しでも近くに) 秘め事に押し潰される (いつまでも覚めない) 夢で目が覚める 届かぬ恋に憧れるでもない 優しい愛に酔いしれるでもない ぽつりこぼれた呟きを 聞いて欲しかった 遠雷 いつか見た 美しくも激しくて 手を握るあなたの顔 夕陽に赤く染まり それだけのことが懐かしい 切なさに 溺れましょう 波の間に間に 繰り返し 下から上に落ちる砂時計 瞼の裏に映る蜃気楼 近くて遠い天の色 幼さ緋色 笑顔の作り方 "ひとりじゃない"その意味も なにひとつ 私からの贈り物じゃないけど どうか大切にして欲しい だけどもし 叶うなら 揺れる稲妻 この心まで焦がして あなたのその幸せを そっと分けてくれればいい また世界の最果てを見よう さあ二人で泳ぎましょう この広い空 身を任せ