夕べの嵐はガラスの裏側 虹色に曇らせて 吐息に変わる ほろ酔う幻 散らかるパーティ 心の音ジグザグに 乱れて騒ぐ 甘えたいわけじゃない 寄りかかりたいわけじゃない ちょっと認めてくれればそれでいいの 喉が枯れるまで 叫び続けた そんな世界を 誰も見せてはくれないの 欠けた涙だけ 拾い集めて あなたを待ってるわ いつも昇り飽きた十三階段で 絡んだ毛糸を 千切って数える とまどいも消えそうな 乾いた指で 仄暗い明日も 繰り返す今日も 何度何回忘れたか それも忘れた 育ち始めた感情 なんて透明な愛情 甘ったるい生き様はもうゴメンなの 許されるのなら あなたを想い 泣ける夜まで 嘘にさせてはくれないの いくら思い出が 美しぐても それじゃ仕様がないわ どうせ痛みしか連れて来ないんでしょう わたしはもうあんな 八つ当たりしておもちゃ壊して お部屋の隅ひとり べそをかいてたわたしじゃないんだから! 高鳴る血汐に 爪を立てれば 逆らうように お月様まで紅の 傷つけ合っても どうして最後は優しく微笑むの こんな気持ちを わたしに教えてくれたのはあなただけなの