心変わりの兆しは 少しずつ感じ始めていたけど ふいに見せる優しさに 甘えていたのね きれいな記憶から 忘れてしまいそう "サヨナラ"なら こっちを見ないで言って 空っぽの部屋 ほろ苦い あなたの香りだけが 何時までたっても消えないの 隣にいるみたいね 夜の灯り 泪のような悲しい色ね まだ子供だったから 気まぐれな愛情だったとしても 何もいらないくらいに 夢中になってたね こんな日が来ること 思いもつかなくて 誰でもいいから 縋りついてしまいそう 眠れなくて今日も一人 あなたの香り頼りに そこらじゅうに散らばってる 思い出かき集めて 空っぽの部屋 ほろ苦い あなたの香りだけが 何時までたっても消えないの 隣にいるみたいね 窓に映る 一人の影は悲しい色ね