何もかもが眠る 水の底の町で 僕は一人きりさまよう 止まったままの時計 君の秘密の箱 何が入っている 大事そうに抱え込んで時々覗いている 滲んでくハワイ行こう気分 目を細め 冷たい冬の前に つかの間の日向に 猫は丸くなって眠る 僕も夢の中へ 生ぬるい風が僕の髪を揺らしてる 遥か遠くのほうで 君の声が聞こえる 繰り返し僕を呼んでいる それは夢がふつつか 夢がふつつか