色は香る 散りゆくまで 花は染まる 褪せゆくまで 熱を放つ 燃えゆくまで 時を駆ける 最期まで 深く深く 茂る 森を行けば 華やかに 瞳閉じて 願う 无常憂う 明くる時 浅く浅く 梦見 何れ覚めて 忘れゆく 朝も昼も夜も静寂広がり 優しく包んで 眠り落ちて花は何処そのまま 色は匂えど 春も夏も秋も冬も几度と 流るるこの身も 魂も離れ散らす涙現へ いつか廻ろう ねぇ起きて と囁く 小さな蕾は 確かに息づいている 耳を澄ましてる ねぇ起きて と囁く 還らない想い 咲きほころぶ夢の色 愛しいろはの歌紡ぐ 言葉はもう いらないから 想いの種 届けたから 凍える空 晴れてくから 流れに身を まかせましょう ねぇ咲いて と囁く その時は来た と 恐れることはないから 目を背けないで ねぇ咲いて と囁く 想いは消えない 新たに明ける空へと 鳥の鳴く歌を ねぇ起きて と囁く 小さな蕾は 確かに息づいている 耳を澄ましてる ねぇ起きて と囁く 還らない想い 咲きほころぶ夢の色 愛しいろはの歌紡ぐ