ねぇまた夏が来たよ 今ならもっと上手な音色 届けられるのに 校庭を走る人達の中 今も探してしまうあなたのこと 背伸びしなくても 勝てたよ向日葵 強くなったのに少しね寂しい あんなに大きな雲でも 少しずつ形が変わって ねぇまた夏が来たよ 街も人も私も あの時と変わらないのに わざと窓を開けて奏でたメロディ ねぇあなたは今も覚えてるの? 「半分こ」したね小さな綿菓子 溶けてなくなって それでも甘くって 浴衣に残った染みもね 今は消えないでと思うよ 「またね」なんて言葉は 信じてなんかないよ だけどちょっぴり 嬉しかったんだ ねぇまた夏が来たら 今よりもっと優しい音色 届けられるから 校庭の向こうあの街の何処か あなたの所までさあ あなたと過ごした幸せな日々は この音符の中に生きてるから