真実という果実の種子が 明日の空を欲しいと願って 現実というやわらかな地に その実を落としたなら きみに花を咲かせてあげる 光も温度も あたしが知っているもの 全てあげるから ほら世界に青く芽吹いて 今 つぼみの端に予感をすれば 「もうすぐだよ」と言った きみに花を咲かせてあげる 愛情 感情 あたしが持っているもの 全て注ぐから 見ていてね ゆらめいて きらめいて あたしにそっと囁いて 恥じらって 求め合っていたい 愛よ 目を閉じて 口を閉じて それでもずっとそばにいて 騙し合って 許し合って 痛い愛が この世に溢れているよ 涙を許せよ 真実に色づいた花は なんて美しい ほら世界に広がっていく 今