強く燃える太陽が私と大地を焦がす 大きな空に力強く抱かれて 溶けて行くのが解る 春の日あなたは風に身を任せ 回り舞いこの空にそっと消えていった 風が静み言葉は広がる ことなく口もとで止まり 炎が力を増した... なぜ太陽は燃え尽きないのだろう 春の日あなたは風に身を任せ 回り舞いこの空にそっと消えていった そう あなたには私が陽炎の中に 見えていたのかも知れない 今現れてその目にまた私を映してくれたら 大きな空に力強く抱かれて 溶けて行くのが解る 風が少しずつ動きはじめた 私の所へ 春の日あなたは風に身を任せ 回り舞いこの空にそっと消えていった そう あなたには私が陽炎の中に 見えていたのかも知れない 今現れてその目にまた私を映してくれたら あの頃 あなたには私が陽炎の中に 見えていたのかも知れない でも あなたがもうすぐこの道の向こうに やって来るような気がしている