溜息滲む街の空に 錆び付きながら阿弥陀クジ 電線の上から 羽収ゆて 見下ろす鳥 僕の周りを取り囲んで 大きな瞳見開いた 「誰もがそうして噓をついてイキルノデスカ?」 当たり前の痛みたんポケットの中 寂しい人 ほら ついておいで 教えて 奔る奔る僕ら どこへ向かってるの 夢をループしてく 瞬くくらいのスピードですれ違う でも気がつけばまた 見たにとあるような 煩い都会も近くたのに 笑い声より泣き声と 近くの誰かの死に場所へと飛び立つ鳥 言われたように 短い命に火をつけても 誰の胸も 焦がせませんでした 教えて 昇る昇る僕ら どこへ向かってるの 本当は落ちてる 大した宝物も持たない旅の果てにはまた 見上げてる 今かきわけた空 閑散とした傲慢くらいで 世界はとうせ消えやしないと 壞滅的に見失うたら そこからいっそ胸突き刺して 教えて 奔る奔る僕ら どこへ向かってるの まだ何も見えたくて 知ったかの顏で舞う鳥の その羽奪い取り 未來の僕 理解った気になって