どこだって迷わずに步けると思ってた 爪先で背伸びして 小さい手を天井へさ伸ぼして 過ぎてみたら大事たものはもう全部 だこかに落としてもたみたいで ただ生きてくその先に未来はあると 信じていたんだ でもほら今一人きり 夜の雪 滲む道 積もる音 煩くて 濁ってる淚だね 足跡の代わりたポツリポツリ 一片だけ掌でそっとすくった ああ良く見たら綺麗な形 春が來寂しさと引き換えにした 綺麗な季節も埃を重ねていくね 步いてく意味がわからたい僕 少しだけ溶けし歪な雪