季節が過ぎてく坂道 走ってゆけば 空から舞い降りた 風をうけて いつもと違う景色に 心弾むの 私を呼ぶ声 近くに感じた 何気なく笑う声が 聞こえる日々は どんなときも変わることない 泣いてしまいそうな時も ほんとの声は 届くはずよ 信じているけれど あふれ出した想いの全て いつかそうよ 好きだと言えるわ 雲の隙間から覗いた 夕日のさす町 二つに並んだ 小さな影 少しだけ照れたあなたの 横顔見ていた 切ない心が かるく揺れてるの 町ですれ違うたびに 高鳴る鼓動 気のせいだと 誤魔化してみる 他の誰よりもきっと あなたのことが 大好きです そんな風に思えたら 動き出した小さな針が 胸の奥で 静かに鳴りだす 見上げた空へと歌うの ふわり浮かんだ わたしの想いが 広がるから 聞こえたあなたの呼ぶ声 そっと微笑む 手を振り駆け寄る 好きだと呟く 蛍のような儚い光 胸の中で 白く輝いた 一人で遅れた帰り道 走っていたら 突然背中を 叩かれたの 驚き振りむく私に 笑うあなたの 笑顔を見てたら 嬉しくなる午後