例(たと)えば神様(かみさま)の悲(かな)しみを 信(しん)じられないボクを 君(きみ)は笑(わら)うのかしら 途絶(とだ)えた カタコトの愛情(あいじょう)とウタカタの溜(た)め息(いき)を ひび割(わ)れたホロスコープに 重(かさ)ね合(あ)わせてる きっと 生(う)まれ変(か)わったとしても もう一度(いちど)君(きみ)に逢(あ)いたい 嗚呼(ああ) 吹(ふ)き抜(ぬ)ける風(かぜ)が時空(じくう)(とき)を超(こ)えて ボクに微笑(ほほえ)みかけた ブーゲンビリアの花言葉(はなことば) あの日(ひ)の君(きみ)に贈(おく)るよ 嗚呼(ああ) 今(いま)も胸(むね)を焦(こ)がすよ それは 風(かぜ)の強(つよ)い午後(ごご)に生(う)まれたソネット 例(たと)えば あの時(とき)あの場面(ばめん)で 君(きみ)と逢(あ)えなかったら ふたりの未来(みらい)は どんな風(ふう)になっていたのかな 強(つよ)がりで 泣(な)き虫(むし)な君(きみ)に 終(お)わりのない 本(ほん)を読(よ)むよ コバルトの 追憶(ついおく)に潜(ひそ)む 海原(うなばら)を翔(しょう)(かけ)る ポセイドン きっと 生(う)まれ変(か)わったとしても もう一度(いちど)君(きみ)に逢(あ)いたい 嗚呼(ああ) 吹(ふ)き抜(ぬ)ける風(かぜ)が時空(じくう)を超(こ)えて ボクに微笑(ほほえ)みかけた 幾億千(いくおくせん)の星(ほし)の彼方(おちかた) 愛(あい)する君(くん)とただ揺(ゆ)れていたい ずっと忘(わす)れないよ それは 風(かぜ)の強(つよ)い午後(ごご)に生(う)まれたソネット 君(きみ)と共(とも)に歩(あゆ)む世界(せかい)に 描(えが)いた未来(みらい)を