作曲 : 堂島孝平 ひとり空を見上げた朝は 薄い月寂しく見える 灼けた壁が続く未来が明日を追い越そうとしてる もうゆずれない夢に背を向けずに 抱えて行こうとそう思うんだ 追い風にふくらんだシャツのボタンをひとつ外して 地図を破り捨てて 自由を探しに行くよ あの飛行機雲と零れ出した想いが ガラス色の胸に浮かんでいるよ いざ此処に 雨の後の水たまりの上 消えては儚げに映る 君を僕を目に焼き付けた 想いが途切れないように 何故 いずれ僕らは無くすのだろう? 夢描く無垢な心 色づく季節の花が 抜ける河原の風が 独りになった僕の心を突いていくよ あの頃の君の頬をつたう涙に 息づいてたものを刻んで行くよ この胸に 今 僕らの前に立ちはだかる 孤独さえ吹き飛ばせそうさ 追い風にふくらんだシャツのボタンをひとつ外して 地図を破り捨てて 自由を探しに行くよ あの飛行機雲と零れ出した想いが ガラス色の胸に今でも伝っているよ やがて季節変わって もう一度この場所に立って 懐かしむ時には君に笑っていて欲しい 終わり