作曲 : 薬師寺寛邦 作词 : 薬師寺寛邦 拝啓君へ 夕暮れの時の各駅を降りた街は 染まった茜色 僕の心の中を映す なんだか 急に寂しくて手を伸ばした 空色便箋 最後の君の声 「夢は叶うよきっと叶うよ」 その言葉を頼りに生きてた 拝啓君へ 「元気でいますか?」 「あの日見た空は 今日も綺麗ですか?」 拝啓君へ がんばっているけど 本当は今すぐにでも 君に会いに行きたい 息が出来ないほど 窮屈なこんな街で バランス取るのも いつの間にか上手くこなせる 案外 人って変わり易いものだから 変わりたくないこと それだけを刻むよ 深呼吸してそっとペンを執る 希望行きの片道切符 拝啓君へ 「覚えていますか?」 「あの時の約束 守れていますか?」 大事なことは信じていくこと 教えてくれたのは 「そうあなたでした」 相変わらずのこんな僕だけど 「がんばってるよ」と 言えたらそれでいい 電話やメールよりも ゆっくり時を越えて どうか君のもとへ 優しく強く届け 拝啓君へ 「これからも元気で」 「僕らはいつでも 繋がっているから」 いつかまた会えた日に 笑い合えるように この夢を 確かな形にしていくんだ この街のどこかで