そばに立っていてほしいよ 忘れないでいてほしいよ 舐めて、溶けて、消えた 世界は終わってしまうよ 悲しい嘘と 新しい嘘 太陽は沈んでしまったよ セーターは裏返ってしまったよ あれは嘘さ 嘘さ カーテンの向こうにあった 正しい嘘と いやらしい嘘 そこにいたのか 消えない 雨がふるのさ 忘れない 空に浮かんだ雲のよう 我の名は「希望」さ そう言って指を咥えた 境界は消えてしまうよ 悲しい嘘と 新しい嘘