声は消えた 漂う影ひとつ 残して 思い出さえ切り裂く 季節の風 燃えて落ちた灰のような日々 風に乗ってどこへ飛び立つ 闇の中をずっと生きる その思いはきっと生きる 季節の風が東西へと吹き荒れて 纏う夢をすべて追い剥ぐ 「さらば君よ」何度も一人で呟いた 「なぜ?なんで?」なんてもう 遠い昨日の戯言 ここにある 個々にある 心 絆伝いに自由掲げ 立っているんだ ずっとここで その思いはきっと生きる 季節の風が東西へと吹き荒れて 的を俺に合わせようとも 涙が足りない 結構じゃないか 泣いても足りない 思い出じゃないか 誰もいなくなって 誰よりここにあるのは俺じゃないか 闇の中をずっと生きる その思いはきっと生きる 致し方ない… 失い見つめ合うものは 己とこの俺の行き先