孤独な街に広がる甘い巣穴に掛かり 愛の夢から目覚めないこの体 綺麗な罠を仕掛けるその姿軽やかで もう…僕の恋はろまらないよぅ(わーお!) 突然街中で声をかけた毒グモが ニッコリ笑い誘うもんだから着いてった 僕が店に行けば君は喜んだ もっとも今思いや陳腐な罠だったなぁ モテナイ男二罠張ッテ 指一本モ触レナイデ 高イオムライスヲ喰ワサレタ 恋心を抱かせる完璧なその笑みに 騙さりゃいい!裏切れればいい! 孤独な心を満たす君だけが見たいから 今日も店を避けて通れないよぅ(わーお!) 中央通りからちょっと外れたクモの巣は どんなにもがいて四肢を離さなかった モテナイ男二糸吐イテ グルグル巻イテ転ガシテ 毒牙デ生キ血ヲ啜ラレタ 恋心ヲ弄ぶ上出来なサービスに 破産してもいい そばに居れるならば 真っ赤な糸ヲ吐き出す君だけが愛しくて その笑顔を写メデ捕られたいよぅ(わーお!) モテナイ僕ハ嬉シクッテ 君ノ笑顔二巣食ワレテ ケチャップデ恋ヲ打チ明ケタ 恋心ヲ綴らす 赤いケチャップの意味に気付いた君は 糸を吐くのを止める 「告白は慣れたもの」と 言わんばかりに君は 『ありがとう』と、ただそれだけだから 今日も明日も糸は解けないよぅ(わーお!)