大地を包む雪を光が溶かす 流れる時を映し出す様に いつまでここにいられるのだろう? 虚しい問いかけが響く <無情な> 誰にも操れぬ繰り返し <月日の> 変わらぬ流れが全て変えてゆくのだから <ゆくから> 時から望まれぬ風景は <景色はいつの日にか> その名前を失う様に <消えて> 寒空の下誰も温もり求め 囲む火に手を差し伸べてゆく いつか望んだ水のせせらぎは消え 減色された世界を歩く これから包み込むぬくもりを <季節をただ受け入れ> 決して否定することはない <だから> 季節は巡りそして姿を変える 異なる服を身に纏う様に 似合わぬ雪を今は引き連れ去ろう 再び冬が訪れるまで