何も間違ってはいない 今まで結んだ絆は 間違えたのは、ちっぼけな 心の弱さか 二つを手に入れる事は 出来ないと判っていても<どちらか一つだけ> 選ぶ事に躊躇うから、 歯車は狂う<選べれば楽なのに> それて絆は只歪んでいく <何もできずただ> 目を逸らせば何も見えなくなる <戸惑うだけで> 誰も望んではいなくても、何かを失う時は来る 受け入れる勇気が<なくなる事はまだ> あれば恐れない<なくなる前に、奪う願いを> 今は取り戻せない時を<嘘の言葉を> 悔やむ事しか出来ないから<振り返れば> <躊躇が> この先に待つ終わりが <笑顔が> 見える事もないだろう (念白) もう答えは出ている筈 踏み出す事さえ出来れば 傷付く事を恐れない心が欲しかった それが誰かを傷つけていると <想いを隠して> 解る時が来るのはいつだろう <優しさ飾る> やがて終わりが来るのだろう 誰も止める事は出来ない 偽りの言葉で<どんな終わりが待っていようと> 引き伸ばすだけで<どんな終わりがある> 無垢な願いの終焉には<願い叶わず> 感情の矛先に任せ<死神との> <契りへ> 望んでいた筋書きへ <どこへと> 向かってゆくのだろうか (念白) 時間(とき)は、 決断迫る 過去は、 ただ輝いて 現実(いま)は、 終幕へと階段を昇るだけ、 無常に…… 止まる事ない時の中で 想いはいつしか色褪せて 仮初の絆は今 消えようとしている それは認められぬ運命 避ける術など何処にもない 約束の日までに 何が出来るだろう 不意に動き出す思惑は、 モノクロの時を紅く染め 遅過ぎた決意を<響く銃声が終わりを告げて> 嘲笑うだけで<響く銃声に果て> そして辿り着く結末は<逃げ続けた審判の時が訪れて> 審判の時をもたらして<求めていた> <喜び>再び淡い蜜月 <命を> 与えるのだろうか 奪い去るのだろうか