崩れ去る前に 今は現実に生き続けてたい 崩れ去る後に残る まやかしに縋りたくはない 境界線なら 誰も見えているはずなのに何故か 淡い幻に惹かれ 心を投げ出してしまって 過ちにふと心乱されても言い訳などいらないと 描いた自分がぼやけてゆくなら 「優しさ」は二度と口にしたくない 駆け抜ける 満たされない全て今振り切り 刺さる欺瞞の囁きを捨てて 振り返らず 信じるもの宿る望み秘め 揺らめく残光追いかける 水面に映った顔が 酷く醜悪に見えるのは ひとつまたひとつ 心 嘘を吐いて生きているから そう一人の味方さえもいらないと自由だけ求めるなら 孤独な自分が惨めに見えても 「甘える」ことを認めはしない 悪いものは決して白ではないのだと 叫ぶ勇気さえあるなら きっと 過ぎ去る日の理不尽な妥協の影さえも 輝く軌跡に変わるはず たとえ独りきり果てようとも 何も残らず消えてゆこうと たとえ独りきり果てようとも 何も残らず消えても たとえ独りきり果てようとも 何も残らず消えてゆこうと たとえ独りきり果てようと 悔やみはしない 翔け抜ける 満たされない全て今断ち切り 巡る迷いなら消し去る過去へ 振り返らず 信じるもの宿る望み秘め 揺らめく残光追いかける 煌く残光追いかけて