あの空の彼方へ 飛んで行ける日を夢見て あの宇宙の彼方の月を あの空の彼方は 今もまだあの日と同じ あの宇宙の彼方の 月に焦がれる 月の見えない夜に 独り空を見上げて 悲しく歌う故郷は 闇夜が包んでいる 月の明るい夜は 連れ立ち空を見上げ 帰ることなき故郷の 幸せを祈るだけ 菜の花を一つだけ手折り 夕暮れの空に翳して 日は沈み月が顔を覗かせ 夜が来る あの空の彼方へ 飛んで行ける日を夢見て あの宇宙の彼方の月へ いつかは 帰る日を想って 涙に暮れる夜明けには 沈んでゆく月に ただ手を伸ばす 届かない故郷 今宵は空に輝いて ただ見上げる私 ずっと想っている いつまでも あの空の彼方へ 飛んで行ける日はいつだろう? この願い叶うのなら 輝く月へ