雑踏から逃げるように ひたすら歩いて探していた 溜息に混ざった君の名前を 耳についた時計の音 Ticktack ticktack 刻んでいる まるでこの鼓動を 確かめるように 暮れてゆく空に輝く星 無数の光が瞬いた夜を どんなに集めても 僕は独りきりだよ 誤魔化せない寂しさ 云えないせりふは その手に触れたい 普通のユメなのにね 知らないふりをした 否定を怖れて 精一杯だった 臆病な自分を隠すだけで 暗い壁に寄りかかって 見えない視界に身をゆだねて 両手で抱きしめた震える Shadow 止められない時計の音 Ticktack ticktack まだ聞こえる まるでこの想いを確かめるように 見ひらいた瞳映る花は 偽りの愛を求めてるだけで どんなに笑っても ホントは切ないだけ 誤魔化せない涙が想いを叫ぶよ 僕を好きでいて 普通のユメなのにね 平気なふりをしたわかれが怖くて 精一杯だった 情けない自分を隠すだけで 幾億の愛と輝く星 無数の光を手に入れたとして 君がいないのなら 僕は独りと同じ 誤魔化せない寂しさ 消えない言葉は 君しかいらない 普通の恋なのにね いつか云える日まで 孤独に生きてく 君の隣にいる臆病な 自分に嘘をついて