[00:00.00] [00:02.99]「revii 」 [00:11.19] [00:12.45]遠い昔のそのまた昔 [00:17.58] [00:18.38]この物語の始まりがある [00:23.94] [00:24.41]少女は此の世に産まれてから [00:29.23] [00:30.38]海の青さと風を愛していた [00:35.83] [00:36.67]歪んだ望みを 胸に抱えて [00:47.64] [00:48.73]醜い肉体と汚れた血     [00:54.72]命を喰い潰して 生きている  [01:00.19]諍い、病、憎しみと欲望の歴史  [01:06.68]そんなもの全て脱ぎ捨ててしまいたい… [01:12.96] [01:13.74]人類は遠い宇宙の向こうまで [01:19.99]旅に出たいと望み 船に乗る [01:25.40] [01:25.89]この惑星の生命を [01:28.07]最後まで [01:31.93]見届けたいと 少女は願った [01:37.10] [01:38.27]永遠の時間を [01:44.26]手にする為に [01:49.26] [01:50.15]鋼の身体と油の血 [01:56.23]叡智をその身に詰め込んだ [02:01.10] [02:01.74]「いつかまた戻って来るよ」と [02:04.99]人々は笑った [02:07.45] [02:08.13]青い空 遠ざかる流星に手を振った [02:14.59] [02:15.16]残された少女は一人 [02:17.98]広い世界でお留守番 [02:20.98]何千年の時を独りぼっちで生き続ける [02:26.60] [02:27.64]花が死ぬまで 鳥が死ぬまで [02:32.98]街が死ぬまで 人類が死ぬまで [02:38.99]森が死ぬまで 海が死ぬまで [02:44.99]空が死ぬまで 惑星が死ぬまで [02:50.94] [02:51.76]少女はⅦつの"白昼夢"に出会う―― [03:00.54] [03:03.33]-END-