古代地図にない 地球降り立つことなく 記憶の奥に ホログラムのような世界が 大地の夜空に深紅の 輪郭オボシキ 星が舞う 月夜照らす 可憐模樣  見惚れ 儚い花火醉い痴る 幾度の輝き  浮かべながら  翳むことない炎を  皆  誰もが待っているから 琥珀の日陰  水面響く靄に  咲き乱れてる百合  美しい鈴の音歪む 廻り巡る季節にいつも  一つひとつ  今は情けアリ マボロシのような今宵が 優雅な宴 暗闇の中 眩い光の渦 潜り抜けて 聳え立つ高い樓閣 宙導き 森が騷ぐ 輝き放つ滴 遙か向こう 棘の街 探りながら 今 夢幻の血 この砦 麗しき少女の夢現 見れば見るほどに 鮮やかに 月夜照らす氷霧 見惚れ 儚い花火舞い散る 幾度の輝き 浮かべながら 翳むことない炎を 皆 誰もが待っているから 眩い光の渦 潜り抜けて 聳え立つ高い樓閣 宙導き 泉の畔