[00:00.00] 作曲 : 伊势正三 [00:00.335] 作词 : 伊势正三 [00:01.05]男は明日はくためだけの靴を磨く [00:16.74]夕暮れの街並が少しづつ暗くなってゆく [00:24.50]ひとりの男が [00:28.36]今日も坂道を降りてくる [00:32.27]アパートのドアを開け [00:36.12]手さぐりで灯りをつけた時 [00:40.04]今日一日がふと目の前を通り過ぎる [00:47.29]ひとり暮らしは気楽と言えばいい [00:57.50]過去のことは思い出さず [01:01.21]これからのことは解らない [01:05.22]男は明日はくためだけの靴を磨く [01:13.04]その日暮らししていても [01:16.70]ほらこんなに幸せだと [01:20.56]大きな声で笑える日もいつかはくる [01:27.60]時の流れに身をまかすのもいいさ [01:43.04]やさしい女がどこかにいたような気がする [01:50.55]そんな気持に [01:54.51]たとえ答えられなくても [01:58.21]男なら [01:59.88]恋心をさりげなくポケットに入れて [02:05.62]そのあとでそっとどこかで取り出してみたとき [02:12.68]熱い思い出静かに消さばいい [02:22.33]男なら夢のひとつ [02:25.88]くつがえすこともできるし [02:29.63]夢からさめたらまた新しい夢を見ればいい [02:37.40]窓辺で枯れてゆく [02:40.97]一輪ざしの花でさえ [02:44.59]この部屋の中で [02:48.24]せいいっぱいに咲いていた [02:52.10]そんなちいさな生きざまを見つけたい