[00:44.94]虚言癖の君が云いました [00:48.58]「愛してる」なんて薄い台詞を [00:52.11]嘯くのが好きな君だから [00:55.52]きっと今度も嘘なんでしょ? [00:59.31]夢の中で願掛け続けた 台詞はそんな小さな一幕 [01:06.25]僕が欲した君に欲した 台詞はそれだけどそれじゃない [01:13.74]なんか悲しいよ どうしてかな 止まらない涙。 [01:21.00]買った珈琲は一口飲む前に冷めた。 [01:29.42]本当に本当に好きなのは僕の方だったんだよ。 [01:36.32]君に伝えなかったから悲しいのかな? [01:43.50]嘘しか言えない君だから好きってのも嘘だよね? [01:50.40]「ありがと。」は言わずに [01:54.66]「またね。」と言った。 [02:10.16]虚言でも嘘でもいいから [02:13.66]せめて「愛してる」 ともう一度。 [02:16.97]僕だけの世界の中で君と二人溺れていたかったよ… [02:24.75]何で悲しいの? 缶の中から選んだのは僕。 [02:31.71]薄荷飴は 右側の頬で溶かした。 [02:40.06]本当に本当に好きなのは君の方だったのかな? [02:46.82]弱い僕を試すような真実だったのかな? [02:54.41]今しか言えない事なのに自信がなかったから [03:00.93]「ありがと。」は言えずに [03:05.06]「またね。」と言った [03:20.41]僕の中の君が云いました [03:23.89]「愛してる」なんて薄い台詞を [03:27.52]想像の創造の君だけど 僕は本当に好きだったよ… [03:36.48]やっぱり悲しいよ どうしてかな? 止まらない涙。 [03:44.07]捲った思ひ出の一枚にも写らぬ君。 [03:52.01]本当に本当に好きなのは僕の方だったんだよ。 [03:59.33]君に伝えてしまったら消えてしまいそうで。 [04:06.91]嘘しか言えない君にした 伝えなくても良いように [04:13.22]「ありがと。」は言わずに [04:17.74]「またね。」と言えばいい [04:21.04]本当に本当に好きでした 僕の方からごめんね。 [04:27.40]「ありがと。」は言わずに [04:31.35]「好きだ。」と言った。