路傍の花が揺れていた ただ一輪 風に抗い 寄り添っていたはずの花は 土に塗れ 事切れていた ―願うは唯、ひとつだけ― キミよ どうか幸せであれ この心を穢せはしない 二度と逢えないとしても 詰られようと構わない 言葉にするのは容易だと 嘲笑われたとしてもいい それでも紡がなければ伝わらない 心音と体温を憶えてる 息も出来ないほど苦しい 愛しさも淋しささえも 両腕で抱き締めてみせる ―空の果てに、約束を― 時代が声高に言うように この心が『間違い』ならば 証明してみせなさい 本物だけを見せてよ 人が人を想う気持ちは 偽りや疑いの海に溺れさせるものじゃない そうでしょう? | こだまする盟約は 想いを響かせる 百の祈り 千の誓い 胸の奥に キミを感じる 遠く離れていたとしても この心は消えたりしない 光を見失わずに 還るべき道辿るよ 言葉にするのは容易だと 嘲笑われたとしてもいい 言葉が繋ぐ未来を 信じてるから