[00:00.00] 作曲 : 中恵光城 [00:01.00] 作词 : 中恵光城 [00:23.86]それは或る春のことだった [00:35.03]星のまたたく夜だった [00:46.86]桜の下に並んで座って [00:57.45]宛てない夢を語り合った [01:08.38]少し腕が触れただけで [01:19.72]おかしいくらい火照った [01:30.39]帽子で隠れた貴方は [01:40.54]どんな表情(かお)をしていたんだろう [02:15.68]それは昔からだった [02:26.47]金平糖が好きだった [02:38.62]貴方と食べる金平糖はね [02:48.04]とても甘くて好きだった [03:00.31]少し洒落た喫茶店で [03:10.54]懸命に背伸びをした [03:21.20]気付いて微笑む貴方は [03:31.84]大人なのだと思った [03:43.79] [04:06.36]それは或る春のことだった [04:16.96]ある麗(うら)らかな春だった [04:28.88]桜の花が静かに咲いては [04:38.93]黙したままに散っていく [04:49.75]少し低い好きな声が [05:00.71]“待たせました”と囁いた [05:11.17]幾度と諦めた言葉 震えるくちびる [05:22.67]“おかえりなさい 大好きな人” [05:36.91]