[00:39.87]躓きや小さな理想さえ [00:50.49]気づかぬままに色づく楓の木。 [01:02.16]「心の声に理由はあるか」 [01:06.54]自分の手を払う。 [01:12.82]過ぎゆく季節も無情なままに僕を襲う。 [01:23.11]人思うその感情まで [01:27.79]僕の存在の意味を無くす。 [01:33.83]あたりを見渡しても [01:38.57]掌にはおさまらない。 [01:44.54]手に差し伸べる意思と [01:49.18]劣る自分が足踏みをする。 [01:55.16]確かにある憐れみと [01:59.84]せめぐ逃げと [02:02.50]苛立ちの中。 [02:08.49] [03:09.92]僕の生まれた意味は [03:14.47]きっとこれからもわからぬまま。 [03:20.52]変わらないこの世界で [03:25.21]ただひたすら傷ついていく。 [03:30.83]ただ意味もなく色づく楓。 [03:35.79]渇き落ちてゆく赤の森は [03:41.85]僕の心を埋める。 [03:53.23]それは友のぬくもりのようで。 [04:00.87]