雪のように 白い肌包む禊は 弾いた水面に夢 落とした 霞んだ思い出 ひたすらに求め 蒼白に揺らいだ千早 纏った もう 幾度目の白雪 舞踊り 舞い落ちてた 木の葉の上で 降り積もる雪と風の調べ —— 其の穢れ 全て祓いましょう 銀色に染まる哀しみを 薙ぎ払う能力(ちから) 輝いた銀髪 振り乱して 手繰り寄せた 神の力を宿す 右瞳の誓い 私が ただ守るから 花のように 穢れの無いこの身体を 包み込んだ 紅袴 繋いだ命を ひたすらに守り 空白の居場所を探し歩んだ 嗚呼 寄り添った温もりさえ 知らず 命尽きるのなら 隠れた残月と鈴の音色 —— 蔓延る魔 全て祓いましょう 鈍色に溢れる痛みに 立ち止まる弱さ 揺ぎ無い感情 ただ探して 闇に堕ちた 魔物の力宿す 右瞳の誓い 私が 赦さないから 叫び祓う 闇を超え たどり着いた残酷な 一つの真実 崩れ落ちた背徳に いつか君を救い出すと誓う この星に… おわり