繫いだふたりの手は 今もほどけたまま… 夕焼けの街並が 今日は滲んで… 「いつまでも 寄り添って生きたいね…」 儚い夢だよ… 切なくて 雨上がりの道路に あの日に咲いた花と 通いなれた駅の前で 涙 止まらなくて… 愛しい程 募る想いは 優しい風の中へ あの日に見た街と あの笑顔を 見つめている… 雨上がりのトンネル 水溜まりには君… 夕焼けの道沿いを 今日も帰ろう… 「忘れない…」歩道橋の上から 空は綺麗だよ… 少しでも 君にしてあげたいと あの日の花を摘むよ 通いなれた店の前で 涙 止まらなくて… 傍にいればいる程 いつも 幸せに包まれた あの日に見た君と この夕日を 見上げ歩く…