[00:00.00] 作曲 : krik/krak [00:01.00] 作词 : krik/krak [00:57.99]重なり合い色褪せた世界を捲る遊戯 [01:05.97]見下ろせば数え切れぬ穴の空いた形骸 [01:13.97]本質は零れ落ち誰の手にも触れぬままに [01:22.48]意識の暗がりを辿りその色を隠す [01:30.44]湛えられた静寂に波紋を拡げて [01:37.28]普遍的無意識の底に黒く溶けた幻想を [01:43.21]もう一度この手で暴こう [01:49.97]喪われた物語 縊られた喉の歌声 [01:57.98]その柩の外へと望むなら再び目蓋を開け [02:05.95]灯火は仄青く未来を騙る模造品 [02:13.92]映す影は贋作に過ぎずとも [02:18.43]其処に宿る魂は鼓動を刻む [02:40.47]彷徨う孤独な影 過ぎし昔日に想い馳せ [02:47.98]還ることのできぬ世界に焦がれ咽ぶだけ [02:55.97]やがて気付く 虚無への帰還 破滅を目指す衝動 [03:03.96]その陰に生命を紡ぐ渇望が在ることを [03:11.52]慰めを求めるだけなら [03:15.96]独り震えて泣けばいい [03:19.97]生み出す道を選ぶ痛みに [03:23.95]鋭く目覚める自我 [03:31.15]仄青き洋燈の光… [03:33.34]無辺の森に逸れた残滓 [03:35.93]水と油が混ざり合わぬ様に [03:38.52]一度自己を得たならば、 [03:40.44]原初への帰還は叶わない [03:42.31]振り向かぬ総体… [03:44.46]取り残された未来に何を見る? [04:01.92]決して其処に至れずに [04:05.99]藻掻くだけと知りながら [04:10.80]黄金の月は此の眼に永久に満ち [04:14.46]逃れ難く真作を追う [04:19.90]断章の物語 罅割れた恋の歌声 [04:27.99]その続きを聴かせて欲しいなら一時目蓋を閉ざせ [04:35.95]寄る辺無き永遠の夜に儚く光る模造品 [04:43.92]照らす願望は水面に映る影 [04:48.47]失われた面影をもう一度示す